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2005.09.07 (Wed)

アメリカのアキレス腱

大平洋の東西を時間差攻撃で襲った自然災害は
日本とアメリカの差異をくっきりと浮き彫りにした。

アメリカ東部を襲ったハリケーンは、
アメリカのアキレス腱を赤裸々に露呈した。

テロリストや過激派集団によって行われる武力闘争
には幾らでも対抗出来るアメリカだが、
神の手「カトリーナ」の猛威
にはお手上げだ。

その意味から云えばハリケーン「カトリーナ」は、
第2の9/11だと言える。

アメリカ的価値観の基盤を揺るがすような
「不安」とは何か?

それは、「人々の間に不安や絶望、
ないし混乱の気持ちが広がる未曾有の事態」
つまり「アメリカの不敗神話」の崩壊である。

テレビで世界中に放映された東部被災地の
惨状がもろくもアメリカの恥部をさらけだしてしまった。

災害に乗じた無法地帯での黒人武装集団の現出だ。

無敵と思われた帝国の崩壊の萌芽は、
その内側に既に育まれていた。

近代戦争「新しいタイプの心理戦や情報戦」に新たに
「神の手」の自然災害が加わった。

アメリカの惨状を見た日本は外国人アレルギーが深まり
益々「内向き」になっていくことだろう。




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テーマ : エッセイ - ジャンル : 小説・文学

タグ : ハリケーン

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