2017年04月/ 03月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫05月

2016.09.24 (Sat)

ヤバイ! 絵空事でない米中戦争

米中戦争が起こりうる!


昨今、南シナ海や東シナ海、尖閣諸島強奪を狙って
中国の野望ギラギラだ。

そんな中、米中戦争もありうるとする論文がアメリカでも
最有力の安全保障研究機関「ランド研究所」 から公表された。

そんな衝撃的な論文を紹介したのが
古森義久(ジャーナリスト・国際教養大学 客員教授)氏だ。

以下紹介しよう。

アメリカと中国は戦争に突入しうる!


こんなショッキングな研究結果がアメリカでも
最有力の安全保障研究機関「ランド研究所」 から公表された。
しかもその米中戦争では日本の動向が枢要のカギとなる、というのだ。
こんな衝撃の予測を日本の大手マスコミはまだ報じていない。
いまここ でその内容を伝えよう。アメリカの首都ワシントンで
取材活動にあたるジャーナリストとしてこの予測の報道は
義務とも思える日本への重要な警鐘だからである。
戦争は防ぐためにこそ、その可能性の現実を知っておく
必要があるのだともいえる。

報告書のタイトルは「中国との戦争」と、
まさにずばり の表題である。しかも副題には
「考えられないことを考える」と記されていた。
米中戦争なんて、と顔をそむける向きには
ぜひとも知ってほしい報告書なのであ る。
なぜなら米中戦争という事態は
わが日本の存続そのものを左右するからだ。

この報告書はランド研究所がアメリカ陸軍当局から
委託されて作 成した。膨大なデータを駆使し、
最高級の専門家集団の知力と体験をインプットして、
調査、分析、予測に長時間をかけて
この7月末に作成を終えた報告書であ る。
最終完成品としては約120ページのレポートとなった。
こんご2025年までの状況の予測だった。

さてなぜ米中戦争が起きうるのか。
そ もそもアメリカも中国も核兵器の保有国ではないか。
非核の通常戦力もともに強大な規模を保持する。
しかも米中両国は経済面では相互依存の関係にもある。
万 が一にも全面戦争となれば、
両国にとっての破壊や損失は測りしれない。
そんな危険がわかっている両国が戦争をするはずがないではないか。
こんな考えは常識 のようにも思える。
ところがその「常識」にも穴があるというのだ。

その米中戦争の可能性について報告書は次のように述べていた。
「米中両国 は軍事的な対決や衝突につながりうる
地域紛争での対立案件を抱えている。
そしてそれら地域周辺に両国とも大規模な軍事力を配備している。
このため偶発的な 衝突や危機が深くなった際には、
両国いずれにとっても、攻撃される前に攻撃に出ることへの
動機が強く存在する。

現実に両国は陸海空、宇宙、サイバー空間な どの
広大な領域で戦闘をするのに必要な兵力、技術、工業力、要員を
十分に保有しているのだ。

だから米中戦争は大規模で代償の大きい戦闘も含めて、
単に『考 えられる』というだけでなく、
実際の思考が必要な可能性なのだ」

アメリカと中国はまちがいなく対立している。
南シナ海での海洋紛争が最大例 である。
東シナ海の尖閣諸島への中国の威圧的な攻勢も
アメリカの立場とは対立する。

さらにさかのぼれば台湾への態度でも米中両国は対立する。
これらの対立 案件で米中両国がともに、
相手国が軍事力までを使って、自国の主張を通すのではないかと
警戒する疑心暗鬼は常にあるわけだ。

相手が軍事力を使いそうなら ば、
こちらが先に攻撃してその危険を取り除いてしまおうとう発想も
そこに生まれるわけだ。

戦争の原因はまず対立の存在、そして双方の軍事力の存在、
さらに その対立を自国に有利に変えようという意図の存在と、
こんな要素の積み重ねで起きていくメカニズムなのである。

こうした姿勢や認識はわが日 本の常識からすると、
非常に物騒にみえる。好戦的にさえひびく危険な発想とも思える。
だがアメリカでは戦争を想定してのこの種の有事研究は
「起こしてはな らない」という前提や「どのように防ぐか」という
意図の下に常時、なされているのだ。

同時に中国の側も国益のためには戦争をも辞さないと
いう基本思想はい やというほど誇示している。

アメリカの大手研究機関「ランド研究所」の「中国との戦争」
と題する報告書は戦争への契機として
以下のようなケースをあげていた。

つまり米中戦争はどのような原因で始まりうるのかという想定である。

(1)東シナ海の尖閣諸島などをめぐる日中両国の軍事摩擦。
(2)南シナ海での中国のフィリピンやベトナムへの軍事威圧。
(3)北朝鮮の政権崩壊による米中双方の朝鮮半島軍事介入。
(4)中国の台湾に対する軍事的な攻撃あるいは威嚇。
(5)排他的経済水域(EEZ)やその上空での艦艇、航空機
の事故的な被害。
以上のような小規模な軍事的摩擦や衝突が米中両国の
戦争へとエスカレートしうるというのだった。

日本にとっては米中戦争のその発端の
(1)が尖閣諸島をめぐる衝突だというのはショッキングである。
尖閣事態は米中戦争の危機をもはらんでいるというのだ。

尖 閣諸島に対しては中国は明らかに非平和的、
非外交的な解決の道を走り出した。

海軍の艦艇や空軍の戦闘機を尖閣近くへ送り、
実際の尖閣の日本領海へは先兵と して中国海警の
武装艦艇を侵入させてくる。
日本側がまったく無抵抗とわかれば
堂々と尖閣諸島へと上陸してくるだろう。
尖閣は中国領土だと宣言しているから だ。

この状況に対しアメリカはもし中国軍が尖閣を攻撃すれば、
日本を支援して共同防衛にあたるという方針を示唆している。
アメリカの意図に かかわらず、中国と日本が軍事衝突をする危険は
すでに目前にあるわけだ。
こんな事態に米軍が介入すれば米中全面戦争に
エスカレートする可能性も十二分にあ ることとなる。

(2)の南シナ海では米中の対立はすでに明白である。
中国は国際仲裁裁判所の裁定を無視して、
新たな人工島などで軍事拡張を 続けている。
フィリピンやベトナムに対しては武力行使も辞せずという
強硬な構えを公然ととる。

オバマ政権は南シナ海での中国との対決をなお避けているよう だが、
フィリピンはアメリカの同盟国だ。
そのフィリピンが中国から軍事の威嚇や攻撃を公然と受けた場合、
アメリカは座視するわけにはいかないだろう。
ここ にも米中軍事衝突の土壌が存在するわけだ。

(3)の北朝鮮の金正恩政権の崩壊というシナリオが指摘するのは、
米軍が韓国軍とともに朝鮮半島の平和維持や統一という
目的を掲げて、北朝鮮領内に進撃する可能性である。

だ がそんな事態に中国が動かないはずがない。
中国軍も中朝国境を越えて南下するだろう。
その場合には米中間にきちんとした不戦の合意はまずないだろう。

最初 から北朝鮮、あるいは朝鮮半島全体の米中両国の
戦略が相互の合意を得ていれば、トラブルは少ない。
だがそうでなければ米中両軍が
北朝鮮領内で戦闘を始める 危険がまちがいなく高くなる。

(4)は台湾をめぐる米中両国の年来の対立から起きうる戦争の
可能性である。
中国は台湾を自国領土とみなし、
台湾の独立への動きは武力を使っても阻むと宣言している。
アメリカはその宣言に反対し、「台湾関係法」で台湾の安全保障への
アメリカの関与をうたってい る。
この点に米中衝突の可能性は長年、常に存在してきた。
中国側が台湾有事での米側からの
パワー・プロジェクション(兵力遠隔投入)を恐れて、
新鋭の弾道 ミサイルなどによる「接近阻止」や
「領域否定」の戦力強化に努めてきたことも周知の事実なのだ。

(5)は南シナ海をも含めての東アジア全域 での
偶発的な衝突の可能性である。
領海ではないが沿岸国の特権が認められる
排他的経済水域(EEZ)は国連海洋法では
他国の軍事艦艇の通航も認められる。

だが中国だけは国内法で自国EEZの外国の軍艦の航行は
中国側の事前の許可を必要とするとしている。
アメリカなどの諸国は実際には中国のこの主張を無視し ているが、
紛争の素地は常に存在するわけだ。

また公海でもその上空でも米空両国の軍艦や軍用機が異常接近し、
あわや事故という事態も頻繁に起きている。
そ んな事態が米中間の戦争につながる危険があるというわけだ。

ランド研究所の報告書は以上のようなケースを
米中戦争勃発の契機としてあげるのだった。






ランキングに登録しました。
良かったら、クリックして下さい。


13:28  |  エッセー  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

コメントを投稿する

URL
COMMENT
PASS  編集・削除するのに必要
SECRET  管理者だけにコメントを表示
 (現在非公開コメント投稿不可)
 

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://saketobara.blog50.fc2.com/tb.php/716-e43bfab6
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | HOME |