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2005.01.29 (Sat)

あの~、素朴な田園の国パラグアイです。

パラグアイって 知ってる?
まずは、簡単に御紹介


― 外国にいても日本語と日本食で生活ができる ―
   (イグアス日本人会作成文をベースに一部追加変更)

南米の日本タウン

長年のサラリーマン生活を終え、定年を迎えた方々に老後の余生は何処で、何をしようかという設計はありますか?

老後の余生を狭くて世知辛い日本ではなく、ゆったりとした海外で過ごしたいという向きに、南半球、南米パラグアイ国イグアス(パラグアイとブラジル国境に近い日本人移住地。※月 500弗で心豊かな生活が出来る。詳細は後半にボチボチと)情報を段階的にお伝えしよう。

第二の人生をハワイやオーストラリア、ニュージーランドといった比較的先進国のリゾート都市を志向する方は多い。
このパラグアイは先進国でもなければ、これといって華やかな観光地もない緑の田園国家です。
しかし、自分の趣味を活かし、わずかな年金だけでゆとりある暮らしをしたいという方には最適な場所でしょう。

この国に日本人が最初に移住したのが、1936年。現在、約7000人の日系人(日本人一世、二世、三世)が生活している。来年2006年、移住70周年記念祭が予定されており、関係者は今、その準備に追われている。
今はやりのロングステイをお望みなら、何と言っても確固として日系社会がバックグランドにあり言葉も日本食も心配ないこのパラグアイがお勧めです。


第一章 パラグアイという国

パラグアイってどこに有る?ごもっとも、地球儀をみると日本の反対側で、サッカーフアンでなければあまり知られていないのだから。

パラグアイは南米の臍といわれるように南米大陸の南部寄りの中心、ブラジル、アルゼンチン、ボリビアと言った諸国に挟まれるように位置し、日本の1、1倍の内陸国で人口6百万人弱ほどのゆったりとした国だ。

知られざる国パラグアイ、その歴史のキーポイントについて簡単にご紹介しましょう。
かっては南米の最先進国だったパラグアイですが、南米の世界戦争ともいえる3国戦争(1866~1870)でブラジル、アルゼンチン、ウルグアイを相手に戦争をし、その敗戦で国土の大半を失い、戦前130万人いた人口が20万人に激減。しかも男子人口はその内の10パーセント。その男子も大半は子供や老人、外国人という惨状に陥り南米の最貧国に転落しました。
男性がパラグアイを旅行していると木から女性が降ってきて襲われるという伝説が外国で流布していることもこの悲劇から生じたものです。古い日本人移住者は、この言い伝えを信じて来たーと言う人もいます。
その後、またこの国は、ボリビアとのチャコ戦争(1932~1935)で極度に疲弊し、南米の表舞台からひっそりと姿を消してしまいました。

これといった観光資源も主たる産業もあるわけではなく、農牧畜が主産業の至って平凡な発展途上国。
パラグアイ人はスペイン人と原住民インディオの混血で顔や体型は日本人に似ている。
言語はスペイン語とガラニー語である。公用語はスペイン語だが、地方に行けばガラニー語しか通じないところもある。
気質はラテン系なので情熱的な面もあるが、のんびりとしたところもあり非常に気さくで、日本人に対する信頼も厚い。
役人は一見、官僚的だが、アミーゴ(友達)になるとがらりと変わり融通が利きすぎるぐらい。


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パラグアイの経済

パラグアイにおける国内総生産額は実質80億ドル、一人当たり財産は1、500ドルと南米の中でも最貧国であり、1993~2000年までの成長率もわずか11、6%と最下位を誇って(?)います。
パラグアイの通貨はガラニー(Gs)と称し2005年1月現在のドル換算レートは6、250Gs。最近、商品の価格はドル表示をする店が増加している。
財政収支はこの数年間赤字が続き完全失業率も10%を越えている。

農業国で貿易立国ではあるが、付加価値の付く製品は少なく殆どが一次産品ですね。
輸出総額のうち、農業関連産品がその90%を占める。その主な産品は大豆、綿花、植物油、肉製品、木材で、これら5項目が輸出総額の60%を占めパラグアイの経済を支えている。

未だ発展途上国ですが、亜熱帯の農業国だから食べ物が豊富だし、平和な国ですから暮らしやすいですね。
中でも一番安心なのが地震がないことですね。人口600万人程度の国ですから、知恵、工夫、誠実さが加われば確実に伸びる要素を秘めた国です。


▼パラグアイは南米観光の拠点
お勧めはイグアスの滝


パラグアイは海も高い山もないので、観光地としては誰が見ても魅力に欠けるが、観光地化していないために静かで平穏なのが逆に取り柄ともいえます。
南米を旅行している人達がこの国に入ると「ホッとする」と異口同音に言います。

しかし、南米観光の拠点としては、パラグアイはブラジル、アルゼンチン、チリ、ペルー、ボリビア等、近隣諸国のちょうどその中心地なので絶好の拠点です。

イグアス移住地から東方約80Kmの地点にブラジル、アルゼンチン両国境を跨ぎ、その幅(約3Kmに大小270の滝)が世界一として有名なイグアスの滝がある。このイグアスの滝には世界各国から毎年130万人が訪れる南米有数の観光地で、観光客を圧倒する滝の壮大さもさることながら、その週辺には世界の自然遺産に指定され国立公園となっている原始林があり、今や開発が進み絶滅が心配される何百種という動物や昆虫類が生息する。

国内ではイグアスから、やはり東方約50Kmの地点に、これも、その規模が世界一とされるイタイプの水力発電所(ブラジルとパラグアイの国境を挟むパラナ河の真上)があり、そこから放流される水のダイナミックな躍動は見る人を引き込むような一大景観でもある。

イグアスから国道6号線を南部へ200Kmほど走れば、15、6世紀頃にジェスイット教団(イエズス会)がインディオ王国を夢見た遺跡があります。ここは、カンヌ映画祭でグランプリをとった英国映画「ミッション」のモデルとなった所です。

国道2号線を首都アスンシオンに向って西に230Kmほど走れば広大で伝説豊かなパラグアイ最大のウパカライ湖がある。この湖をテーマにした名曲「ウパカライ湖の想い出」は、まさに日本人好みのロマンチックなメロディーです。

釣り好きな人には、パラナ、パラグアイ両大河で金色に耀く大魚(ドラード)釣りも楽しめますよ。


▼南米のジャパンタウン「イグアス移住地」

パラグアイの日本人移住地でロングステイに最適の「イグアス日本人移住地」を御紹介しましょう。

このパラグアイには戦前の1936年に日本からの農業移住が始まり、第二次世界大戦で一時中断したが、戦後、1953年から再開されてパラグアイ各地に多くの日本人が移住した。パラグアイには、そのほかにブラジル、ドイツ、イタリア、ロシア、中国、韓国等多くの国からの移民を受け入れ、国際色豊かな美人の国です。
とりわけ日本人移住者のパラグアイ農業に対する貢献度と、農牧林業、教育、医療、電信電話、道路等多くの分野でもJICA(財団法人 国際協力機構)が政府間ベースで経済及び技術協力を行い日本及び日本人はパラグアイ政府や国民の間から非常に感謝され信頼されているという事実は、関係者以外には日本でも殆ど知られていません。

ブドウや桃など温帯果樹や各種蔬菜をパラグアイで初めて生産し消費者の食卓を飾り、食生活を変えたのも日本人生産者、現在ではパラグアイ最大の輸出農産物となっている大豆を最初に普及したのも日本人農家です。

パラグアイには現在、6ヵ所に日本人農業集団移住地があり、首都アスンシオンやその近郊に居住する日系人を含めると約7,000人を数える。
移住当初は幾多の辛酸を舐め日本に帰国したり、ブラジルやアルゼンチンに再移住した人が続出したが、現在では概ね安定し経済的には中上位の生活を日系人は営んでいる。

では、イグアス日本人移住地(Colonia Yguazu)を紹介しましょう。
パラグアイ国の首都アスンシオンから東へ約290Km、ブラジルとの国境 Foz do Yguazu から西へ約40Kmの地点にJICA一国際協力事業団によって戦後1961年に開設された日本人移住者の町です。
イグアス移住地と称せられる約87、800Haの地には人口約20、000人が居住し、そのうち日本人(含む日系)は220世帯約700人が生活する(但し、現在は小さいながらも市としては最低ランクのイグアス市となっているので今後は単にイグアスと記す)。

イグアスはパラグアイの中では、近年、最大規模となった農業県であるアルトパラナの中央部に位置する。

イグアスへの日本からの農業移住者は1963年から始まり1980年代まで248家族が入植した他、パラグアイの各日本人移住地からも土壌が肥沃で広い面積が確保できるといった土壌条件や、更には、首都アスンシオンとブラジルを繋ぐ国際道路が移住地の中ほどを東西に貫くように整備されている関係で、地理的条件の良いイグアスを目指して約230家族が転住した。

このイグアスでは日本人がパラグアイの主要生産物たる大豆や小麦等の畑作大型機械化農業と牧畜を営んでいるが、数軒の野菜農家も良質の野菜を生産している。規模の大きい農家の多くは農場内ではなく中心部の市街地に住居を構え、日本語で生活し、和食を常食とする将に「日本タウン」です。

日系人の2/3は農業者ですが、他は給与取得者、商業、サービス業、修理業を営みそれぞれが市街地としての機能を担っている。
パラグアイという発展途上国でもアスンシオンのような都会では騒音、排気ガス等の公害や治安の悪化が増大しているし、車両の増加により都心へ出る際には時間帯によっては渋滞もあり、駐車場所を探すのに一苦労。ところが、このイグアスではそんな煩わしさとは全く無縁で、高齢者にとっては生活上のオアシスとも云える。

イグアスには日本の全国各県から様々な職業の人が移住して調和を保ちながら一つの町を形成しており、日本の田舎のような因習はない。
勿論、既に二世の時代へと世代交代が進みつつあり、前記した日本語教育のお陰で二世達は、西語と日本語のバイリンガルで逞しく地域社会に根を下ろしている。


▼イグアス移住地点描

1. イグアスにはこんな組織や企業が
1) イグアス日本人会(傘下に5地区の部落会)

日本人会が日本語学校(小~高)、診療所、水道事業、公民館、文化交流センター(但し、現時点屋根のみ)公園、墓地、砕石所を所有経営する他、傘下に地域部落会老人会、婦人部、青年部が結成されそれぞれ活動している。
日本特有の運動会、紅白歌合戦、盆踊り、日本から歌手を呼んでの公演等も毎年1回は行われている。いわば、日本人会は日本人社会の自治を司る親睦組織です。
会員数 170
役員数 12名
職員数 5名
運転手 3名
日本語学校 (小~高)にパラグアイ人の子弟も就学し、既に流暢な日本語を話すパラグアイ人生徒や卒業生もいる。

 
2)イグアス農業協同組合

販売及び購買事業、信用事業、スーパーマーケット、燃料スタンド、製粉工場、穀物サイロ等、多角的な経営を行っている。
イグアス農協組会員が生産する大豆は日本にも輸出され食品業界では好評を得ている。信用事業は移住地内には銀行がないところから組合員外にも門戸を開いてサービスを行っている他、スーパーでは組合員主婦が造るお袋の味「日替わりお惣菜コーナー」も開設され人気を集めている。
イグアス農協は日本人会と密接な協調関係にあり、地域社会のインフラ整備や各種文化活動に労力的にも経済的にも幅広く協力を行っている。
組合員数  81名
役員数   12名
職員数   28名



3)国際協力機構(JICA)直営農業総合試験場(CETAPAR)

農業試験場では現在、畑作(大豆、小麦)、野菜(トマト、メロン)牧畜(肉牛)、土壌・肥料、病害虫の研究・普及を行っている。但し今後、その機能を徐々に全パラグアイ日系農協中央会に移管することになっており長期専門家数は減少させる方針のようだ。
職員  17名
専門家  5名
実験補助員  6人
作業員  13名


4)パ国公的施設
市役所、警察、判事事務所、電話局、郵便局、水道、学校(小、中。高)等

5)日系企業

☆ イグアス植林(CRYSA)日本からの進出企業(1976)植林及び製材
☆ El Sol「乳製品製造」(1992年創業)
☆ イグアスキノコセンター(CHYSA)日本からの進出企業(1999)健康食品アガリクスの生産・輸出

6)ホテル イグアス内には日本人が経営する二つのホテルがある。
(1)福岡旅館 (客室 8室)   (2)ホテル イグアス (客室 8室)

7)教育法人 -CADEP 宗教団体Adventistaが1992年から経営する幼稚園から高校までの一貫した西語田園教育施設。現在、全国から230人の生徒が就学し、寄宿舎や食堂が完備されている。

8)カラオケバー 日本人の憩いの場所カラオケバーが1軒あり、会食後、二次会の溜まり場になっている。

9)日本食レストラン  レストラン「白沢」と「かどっこ」があり、豪快なアサード(焼き肉)やラーメン、うどん、寿司などもある。

*この移住地には南米1大きい鳥居がある。
 祭神は世界1のイグアスの滝の石がいいかも…

iguasu.jpg


◎ビタミン、ミネラル豊富な「マテ茶」
精力絶倫のパラグアイ人男性
「飲むサラダ」ともいわれるパラグアイのマテ茶。


肉食が主体のパラグアイ人は昔から野菜も乏しく食べなかったのですが、不思議なことに極端な肥満や糖尿病も少なかったのです。その野菜不足を補ったのがミラクル ハーブと言われるマテ茶です。このマテ茶の効用は、今から70年程前のボリビアとの戦争いわゆる「チャコ戦争」(1932年~1935)で実証されました。

パラグアイ北部、国土の半分以上を占める不毛の半乾燥地帯のチャコ地方でボリビア軍と戦ったパラグアイ軍は、わずかに点在する小さな湖沼の泥水を茶葉を入れるひょうたんや、牛の角、または木製などで出来た壷にマテの茶葉を入れて金属製のストロー(先端がやや平たく、小さな穴が沢山開いていて漉器の役割)で飲んでのどの乾きを癒して戦い、病気にもならず見事勝利しました。

マテ茶はコーヒー、紅茶と並んで世界の3大飲料の一つと言われています。
緑茶や紅茶はツバキ科の常緑樹である茶(Camellia sinensis)から作られますが、マテ茶はモチノキ科の常緑樹であるマテ(Ilexparaguaynensis)の葉や茎、小枝を加工したものです。
マテ茶には抗酸化力を持つフラボノイドが多く含まれているため血中コレステロールを低下させ糖尿病を予防させる効果があることが分かっています。
また、アレルギー症を予防、改善する効果もあることが近年分かってきました。

特に鉄分やマンガン、亜鉛の含有量はダントツに多く、鉄は緑茶の5倍、亜鉛も2倍も含まれています。鉄は吸収されにくいミネラルで欠乏すると貧血を起こしたりします。女性に多いめまい、頭痛、全身倦怠感等はこの鉄分不足が原因です。

亜鉛は日常の食事だけでは摂取不足になりがちな微量元素で欠乏すると女性では、味覚障害、男性では生殖機能障害、精子形成の低下などを引き起こす要因になります。

パラグアイ人男性が精力絶倫で何人もの愛人を持ち子供を数十人も持っている理由が何となく分かりますね。

(参考文献・「機能性と栄養に優れた南米のマテ茶」著者・和田政裕)


▼これまたパラグアイ原産
21世紀のミラクルハーブ「ステビア」


21世紀のミラクルハーブに大化けする可能性を秘めているパラグアイ
原産のステビアを紹介しましょう。
砂糖の300倍の甘味があると言われるパラグアイ原産のStevia ステビア
(Kaa Hee カーへー )は、キク科の多年草で現在、150種類以上が発見
されています。これは既に日本などでも砂糖に代わる天然甘味のダイエット甘味料と
して有名です。

私 ミチオ高倉は、このステビアを何とかこの国を救うヒット商品にしたいと考えています。
そのため、私が会長を務めるオイスカ・パラグアイ総局(NGO・本部東京)で「1
国1品プロジェクト研究センター」(仮称)を立ち上げる予定です。
このステビアは最近、甘味料として利用されるだけでなく、その濃縮エキスが抗酸化
作用、殺菌作用、ヒスタミン解毒作用、抗HIV活性などに非常に優れた効果を持つ
ことが発見され注目されています。例えば、発ガン抑制効果、O157、花粉症(ヒ
スタミン解毒作用)、ダイオキシンなどを分解、エイズウイルスを抑制、老化抑制等
等その効能には驚かされます。

また、農業分野でもステビアを使用した蔬菜類は、「日持ちがよい」「糖度が上が
る」「病気にかかりにくく、害虫がつきにくい」「収穫期間が長くなり、収量が増える」などいいことずくめです。

参考迄に日本での代表的な研究者は、福島県立医大の高橋和郎助教授、東北大学農学
部の神尾好是(よしゆき)教授(微生物化学)、富田敏夫助教授(微生物生化学)な
どがおります。企業としては、(株)JBBステビア研究所(佐藤直彦社長、埼玉県
浦和市)があります。また、東京太田市場内に「ステビア農産物コーナー」があり、
東京築地市場も「ステビア農産物」の取り扱いを始めており大好評だということで
す。

まあ、ざっとこんな具合にステビアの未知なるパワーは驚異的なのですが、約40年
前、ステビアの苗が日本や中国に持ち去られ、今や中国が大生産地になろうとしてお
り、残念なことに原産地パラグアイは、その恩恵に浴していません。
あるデータによると葉に含まれる甘味料の素であるステビオサイドの含有量は、中国
産に比べるとパラグアイ産は3倍の濃度があるそうです。これは、アガリクス茸など
と同じように、太陽エネルギーの違いによるものです。南米は非常に豊かな太陽エネルギーを享受している大陸なのです。パラグアイが原産地でありながら振わないのは、地元にステビアのエキスを抽出する工場がないことに尽きます。

テーマ : パラグアイ - ジャンル : 海外情報

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