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2010.09.10 (Fri)

映画に見るラグビー讃歌

ラグビー映画「インビクタス」
(邦題/敗れざる者たち)



季節的には、今、冬真っ盛りなのだが、
連日、30度近い夏日が続いている。

もっとも、朝夕は20度前後で快適だ。

まさにスポーツのシーズンだ。
何となく身体がムズムズ、血が騒ぐ。

ラグビースクラム
(写真は早稲田ラグビーチーム公式サイトより)

スポーツと言えば、ボクにとっては
野球やサッカーではなく、ラグビーだ。

ラグビー



ラグビーで強烈なイメージは、何と言っても
ニュージーランドを代表する
黒ずくめのジャージの
オールブラックスだろう。

9/11日(土)、そのオールブラックスと
オーストラリア戦があり堪能した。


一方、それら2大強国に
ガチンコ勝負を挑んできたのが、
南アフリカだ。


 1995年のラグビーW杯で、開催国の
南アフリカが優勝を果たした。

アパルトヘイトのために長らく国際社会から
色眼鏡で見られていた南アは、その数年前の
政策転換で、ようやく国際試合が
できるようになったばかりだった。


15年後の今年、洋画
『インビクタス 負けざる者たち』を観た。

 1994年、W杯の地元開催を控えた
南ア代表(愛称スプリングボックス)は、
どん底の状態だった。

対外試合を禁止されていたことで、
チーム力は弱体化していた。

このままではW杯ホスト国としての
面目を失う。

スプリングボックスは
白人支配層の象徴だった。

黒人が主導権を握った
国家スポーツ評議会は、アパルトヘイトの
腹いせにスプリングボックスの
ジャージや愛称をも変えようと目論む。

それに敢然と異を唱えたのが、
反アパルトヘイトの闘士であり、
初の黒人大統領に就任したばかりの
ネルソン・マンデラだった。


 白人政権に27年間も投獄されながら、
大統領となったマンデラは、
復讐ではなく国家の再建を最優先にした。

それには黒人と白人の融和が不可欠。

そこでマンデラは、白人層を離反させる
スプリングボックスの解体を、避けた。

逃げるように官邸を去ろうとする
白人スタッフを引き止めたり、
それまで自分をテロリスト視してきた
白人警察官をシークレット・サービスに
加えたりするマンデラの洞察力。

マンデラ役は、
名優 モーガン・フリーマンだ。


 前半は、マンデラの苦悩する姿が
描かれる。

しかし、後半は一転、スポーツ映画に
躍動する。

国家をまとめる象徴としての期待を
マンデラから受けたスプリングボックスは、
主将のフランソワ・ピナール
(マット・デイモン)を中心に、
めきめきとチームは躍進する。

名門競技場のエリスパークをロケに
使ったゲームシーンは臨場感たっぷり。

肉体がぶつかり合う音、
選手がグランドに倒れる音、
スクラムのぶつかり合う
音声やスローモーション映像も
手に汗を握る。

 予想に反して勝ち進んだ南アは、
決勝戦で優勝候補のニュージーランドと
対戦。

フリーマン扮するマンデラが、
スプリングボックスの緑色のジャージを
着て観戦にやって来る。

15分に及ぶゲームシーンはまさに圧巻。

運命のドロップゴールが決まるシーンでは、
南アの黒人と白人が抱き合い、
握手し、心を融合させる様子が
感動的に描かれる……。



ラグビーニュージーランド代表は、
ニュージーランドのラグビーナショナル
チームである。

オールブラックス (All Blacks) と
いう愛称で知られる。


ラグビーの世界的な強豪チームの1つで
世界の全ての国別代表チームに
勝ち越している。
また、ラグビーはニュージーランドの
国技として国民に親しまれており、
オールブラックスの一員に選ばれることは、
イギリスからナイトの称号を
任ぜられることより名誉となっている様だ。


試合の前にニュージーランドの
先住民族マオリ族の伝統的な出陣の踊り、
ハカ(カマテ、カパオパンゴ/舌を出す)
が有名だ。

ハカ

オールブラックス






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