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2009.04.22 (Wed)

元カトリック神父・ルーゴ大統領の隠し子スキャンダル‼

ルーゴ大統領、
子供の父親であることを認める


Lugo lugo-hijo.jpg


ルーゴ大統領の隠し子騒動は、4月8日、エンカルナシオンで
Viviana Carrillo(26歳)が弁護士を通じて、
自分の2歳の子供の父親であることをルーゴ大統領に認めるよう
告訴したことから始まった。

Viviana Carrilloは元司教のルーゴ大統領と16歳の頃に出会い、
2年前に子供が生まれた。
交際が始まった頃、ルーゴは司教であったため、
関係はずっと秘密に続けられてきた。

電話の録音テープや証人の証言などから
関係が司教時代から昨年、大統領に就任した以降も
続いていたことを証明した。

だが、ここ数ヶ月前から関係が疎遠になってきた。
事実であることを証明するため彼女はDNA鑑定を求めた。

彼女の住んでいた家に元司教は寝泊まりしていた。

ベッドのシーツを持って行った時に全てが始まった。
「他に必要な物はありますか?」と訪ねたところ、
元司教はあなたが必要だ、と言われ、
若かったことや経験のなさから彼の甘い言葉の誘惑にはまった。

「司教の座を捨てて彼女と家族生活を始めたい。
子供がいっぱいほしい」と誘惑された、と告訴内容に書かれている。

だが、その約束も守らず子供の父親であることも拒否したため、
親子関係を認めるためには裁判で告訴するしかなかった、
と検事に説明している。

   Lugo-Viviana

   (Viviana Carrilloさんに卒業証書を渡すルゴ元司教)


彼女の証言ではルーゴ大統領は父親であることを認める、
と当初約束したが、ルーゴ大統領は政敵や
女性と関係を持つ事は認められていない等と説明したと語っている。

彼女はルーゴ大統領の甥を通じて、ルーゴ大統領から
経済支援を受けていた事実を認めた。

また、ルーゴ大統領は嫉妬深く働く事を禁じていたが、
「最後に車の中で会った時にまた子供のことでけんかになり、
子供の食費を巡って彼が嫌がったため、
私がお金を要求しなければならない」という話し合いで
ルーゴ大統領に顔をたたかれ、
「二度とそのようなことを言うな」と言われたと告訴内容に記入されている。

ルーゴ大統領との関係は冷めていき、
最終的には「妊娠さえしなかったら関係は違う方向に行っていた」
と言われた。

最近は殆ど会う事はなく、首都圏内のVerbo Divino学校の
ミサの日に会う程度だった。

2004~2005年、家族に元司教との関係がばれたことから、
彼女は生まれ故郷を出て行きアルト・パラナ県の
エルナンダリアスに移った。

翌年の2006年は、Verbo Divino学校の学長であった
ルゴ大統領の願いを聞いてアスンシオンに移ってきた。
その期間ずっと元司教は彼女の家に“恋人”として通っていた、
と検事に説明している。


ルゴ大統領は全てを認めた

スキャンダルの大きさと真相を求める要求が日々強くなったことから
ルゴ大統領は13日(月)、国民に向けたメッセージで
Viviana Carrilloと関係があったことを認め、父親であることも認めた

この事実にルーゴ大統領の一番の側近も驚きを隠せなかった。
それまで側近等は訴えは単なる大統領への政治的陰謀であり、
「全て嘘である」と語っていた。

「この時点から、子供のプライバシーと大統領としての重要な責任から、
このテーマについて発言はしない」と大統領は語り、
疲れた顔で記者会見を後にした。

ルーゴ大統領は、
「このスキャンダルで政府や自分の人気に影響を受ける事はない」
と語った。

しかし、ラジオに電話してきた多くの国民は失望した、
とコメントしていた。

ルーゴ大統領を支持する大臣の多くは、
公表したことについて正直で勇気ある行動をとったと評価した。
大統領女性庁の大臣は、男女が肉体関係を持つ事は自然なことだと述べ、
司教時代に女性と関係を持った事については、
自分はカトリックでないからどうでもいいことだ、とコメントした。

世界で初めて司教が大統領になるために司教を辞めた
ルーゴ大統領の今回のスキャンダルニュースは
アジア、アメリカ、ヨーロッパと世界中に配信され大きく報道された。

ルーゴ大統領の代理人が14日、
市民登録局に行って子供であることを正式に認めたことによって、
子供の名字は“ルーゴ”になる。
また子供と母親を守る為に警察護衛がつく事になる。


教会に対して大きな打撃

教会関係者のMonsenor Ignacio Gorgozaは
「教会に対しての大きな打撃だ」とコメントした。
また、サン・ペドロで司教で、
名誉司教になってからも女性との関係が続いたことについて
教会関係者等は協議を始めている。


投票者をだました事になる

議長であるEnrique Gonzalez Quintana氏は事実が分かったことは
良い事だが、司祭や司教の道を歩む時に行った神との誓いを
“誘惑に勝てなかった”ことから破った。

8ヶ月前にも国民と“神”の名のもとに「国に尽くす」と
誓った約束は破らず果たすよう求めた。

カスティギリオニ派の赤党であるJusto Zacarias議員は、
大統領選挙の時にルーゴ大統領は投票者の前に
“教会の人間”として自分を表してきたが、
投票者に子供がいることを隠したように、
他の事でも嘘をついている疑惑が多く出てくる、と語った。

Oscar Tuma(Unace党)は、
今回の件は国民をだましていたことであると語った。
大統領選挙時に全てが知られていたら大統領候補になれていただろうか?
と疑問視している。

また、ルーゴ大統領が父親であることを認めたことで
終わらせるべきでないと語り、
重要な事(彼女が16歳の時から交際が始まった)を忘れてはならない、
それが事実なら性犯罪になる、と強調した。

また、一部の女性議員は、
「彼女が16歳という未成年時代だったことから、
強姦罪も視野に入れて調査すべきだ」と主張している。


カトリック教会はルーゴ大統領の“罪”に対して謝罪

14日、司教会議はパラグアイの教会メンバーが
行った罪に対して公式に謝罪した。ルーゴ大統領が司教時代に交際し、
子供まで作ったことについての謝罪になる。
教会の司教等は「我々は全ての人を許すし、
また自分が過ちを行った時には許しを願う」と語っている。


ルーゴ大統領を恐喝

コンセプシオン県の司教Zacarias Ortisは、
農民リーダーElvio Benitezとサン・ペドロの知事
Jose "Pakova" Ledesmaは、
前から子供について知っていてルーゴ大統領を恐喝していた、と語った。

Elvio Benitezや "Pakova"が社会問題であったゴマ問題の解決や
800万ドルの農業補助金を必ずルーゴ大統領から得る、
と確信していたのは、
子供の存在を国民にバラスという恐喝があったからだ、
と司教はラジオインタビューで話した。

                   (日系ジャーナル紙より)




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