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2008.05.10 (Sat)

イグアスの風

今年に入って日本のテレビでパラグアイ日系社会を取り上げる
ことが多くなった。

お正月早々のお屠蘇気分冷めやらぬ1月上旬、
世界の食糧問題に関連して「ギアリンクス」と
イグアス移住地が取り上げられた。

また、4月は「すごい日本人」という番組で
アスンシオン郊外のいわゆる「前原城」が紹介された。

原油高騰により資源、食糧危機が現実問題として目前に迫る中、
如何に極楽とんぼの日本人といえども
世界の食糧基地南米に目が向くのは当然といえば当然な流れだ。
幸いなことに隣国ブラジルは今年、日本人移民100周年記念に
当たり、様々なイベントが日本、ブラジル両国で開催されている。

折しも世界の資源、食糧をがぶ飲みする中国の胡錦濤 主席が
訪日してパンダ外交やピンポン外交で
愛想を振りまいている。

一時、あれほど騒がれた毒ギョーザ事件やチベット問題等も
胡錦濤 主席の来日の陰で何となくウヤムヤになろうとしている。

何しろこのお客様は国賓待遇だから「相手の嫌がることはしない方が
いいでしょう」というトップの下ではマスコミ規制も仕方ないだろう。

核大国中国の微笑外交に喜々と迎合する日本…。

かってアメリカの核恫喝に歯ぎしりした毛沢東が
「アメリカになめられるな!」と大号令を発した核大国への道…。

中国はその建国以来明確な国家目標を持っている。

それが「中華帝国の再興」だ。

数千万人を飢え死にさせても
遮二無二、核大国化の道をひた走ってきた中国…。

とにもかくにもニューヨークやワシントンに届く
ミサイルを手にした中国にもはや怖いものはない。

あの江沢民の居丈高な無礼な訪日から早や10年、
もはや何も威張り散らす必要はないスマイル、スマイルの
微笑外交でやんわり日本という子羊を抱き込めば良い。

かくしてお人好し然とした温家宝首相に今回の温顔の胡錦濤 主席の来日で
ニッポン国搦めとったり~!

かくて日本中が“ストックホルム症候群”に陥ったちゅうの!


1996年3月の「台湾海峡ミサイル危機」の際、中国はアメリカに
対し「米国が介入するならば、中国はロサンゼルスを核攻撃する」
と威嚇した(米情報筋)という。

もし、核による恫喝合戦が行われた場合、民主主義の国と
Ⅰ党独裁国家とどちらが先に白旗を掲げるか、勝負は明白だ。

昨今のアメリカのズッコケ振りを見るにつけ、日本は
アメリカのポチ公の頚(くびき)を緩めて
中国のパンダ外交に尻尾を振らざるを得ない
というのも必然の流れか…。

もっとも日本は飛鳥時代から平安時代(6~10世紀)は、
遣隋使・ 遣唐使に見られるように中華文明を
受け入れる朝貢国であったのだから単なる先祖帰りってか…?


相次ぐパラグアイ訪問団

オイスカのW氏の奮闘でイグアスに新たな風が吹いてきた。
今年8月、9月と連続して日本から植林関係のツアーグループが
訪れる。

また、来年早々、日本から重要なミッションがイグアスを
訪れる予定だ、との嬉しいメールも入った。


拙著「イグアスの風」(万葉舎)は、当初1月、出版の
予定だったのだが校正作業が思ったより長引き、
パ国内は勿論、アメリカや日本の友人、知人から
「本屋に注文しているのだが、一体いつになったら出るのか?」
と焦れたメールが再三入ってきた。

4月中旬、「5月末出版をメドに作業を進めています」
との連絡が出版社から入った。

これってノンフイクションをベースにした
ノンフィクション小説というジャンルなので出版社としては
個人情報や人権にスッゴク神経を使っているので校正に
手間取っているということだ。

出版社側は社長をはじめ編集部の皆さんが
「何とかパラグアイという国を日本中に知らせたい!」
との熱い思いで頑張ってくれているようだ。

ボクも今年の新たな第一歩は、この本が出版されてから…、
と決めていたので指折り数えて待っている。



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タグ : イグアスの風

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