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2007.09.13 (Thu)

蛮の国で暮らす“超時代遅れの日本人の幸せ”

「オボッちゃま総理がやっぱり、というか遂に
「ボク、もう知~ラナイ!」と辞任した。

テレビでいろんな人がいろんなコメントをだしているが
そうだ、そうだ全く同感!  と共感したコメントは
ミズホちゃんの「ボクチャンの投出し内閣」と
北海道の小熊オヤジ宗男ちゃんの
「二世、三世議員の甘さだ!」と吠えたコメントだ。

オボッちゃまが、総理に就任した時、
関係筋からオボッちゃまの内蔵関係に重大な疾患が
あるということも聞いていたので、あの激務を
よくこなしているな~、と感心していたのですがね…。

ボカ~、前回即、解散総選挙して自民党ぼろ負けして
民主党に政権とらせるしか自民党再生の道はないと
半ば皮肉を込めて書いた。

今回のドタバタ辞任劇でもう一つ秘策は、
先の小泉劇場の再演でしょうね。

マスコミを抱き込んでこの総裁選をショウアップして~の
ロング公演して~の、やれば、
またまた、ミ~ハ~おばちゃんやオバカな無党派層が
「おう~、オモロイジャン!」と乗ってくるんじゃないの。

この程度の国民が選んだ政党がどうなろうと
チャオチャオハポン!したぼくには関係ないけどね。

…等とクールに構えつつ、1昨日(ボクチャン辞任の前日)、
ある雑誌向けに
書いたコラムを以下、紹介しよう。


「蛮の国 パラグアイから」(タイトル)

 “面白うて やがて悲しき
          テレビかな”
           (ペンペン坊)

南米パラグアイの冬景色も47年振りに異常に寒い日が長く続いた。
冬の国から一気に夏日和の日本に来た。
普通、お盆が過ぎたら赤トンボが舞って「あぁ、もう夏も終わりだな~」と
行く夏を惜しんだものだが、どっこい、9月中旬となっても未だ30度を
超える日が続いている。

それにしても昨今の日本の政治はヒドイ!
それをまた煽り立てるマスコミもヒドイ!
それもこれも金儲け至上主義の風潮蔓延が日
本精神の崩壊を早めた。「インディアン嘘つかない!」とは、
かって流行った迷セリフだが、武士道では“嘘つき”と呼ばれることは
最大の恥辱だった。汚名を晴らすため切腹してまで己の名誉を守った。

今、国政のトップにしてから言葉の持つ意味が非常に軽くなった。
「武士に二言はない」とする言葉の重さなど、日本古来の美徳が
雲散霧消してしまった。
「武士道」と同様な精神規範がフランスの「ノブレス・オブリュージュ」だ。
この言葉は高貴な身分の者に課せられた義務の意である。
『ローマ人の物語』を書いた塩野七生によれば、ローマ帝国1000年を支えた
根本は「ノブレス・オブリージュ」だったと強調している。

ローマの貴族は社会的責任を負わなければならないという考えが強かったそうだ。
一旦、戦争が起これば貴族は率先垂範して最前線で戦い、公共の利益のためには
貴重な財産を社会に快く提供したという。

「知性ではギリシャ人より劣り、体力ではケルト人やゲルマン人より劣り、
経済力ではカルタゴ人より劣っていたローマ人が、永らく巨大帝国を維持できた
原動力は社会指導層の役割だった」と紹介している。
昨今、日本はセレブが憧れの的だが、“その軽きに3歩あゆまず…”
ああ~、ニッポンよ…。

今回、日本に来てイオンの巨大スーパーに入った時、
ボカ~、その圧倒的な商品に一瞬、立ちくらみしそうになった。
でも2度、3度とそのスーパーで買い物をする内、その異様感はなくなった。
慣れることはコワイ…。パラグアイのような途上国では総てが足りない。
だが、不足する位で丁度いいのだろう。

戦後の日本には何もなかった。
でも、時に口にする銀シャリの何と美味しかった、ことか…。

 ”飽食暖衣、逸居して教なくんば即ち、禽獣に等し”意味は文字通り”
喰べたいだけ喰べて、着たい物を着て、仕事もせず、ぶらぶらして、
これで教養が無ければ鳥や獣と同じだよ”ということである。

グルメといえば、ハンバーグやステーキなども“加工肉”だとかで来日以来、
好きなハンバーグも「ちょっと何だかナ~?」口にしていない。
日本は世界に誇るテクノロジー先進国だが、利益と効率化のために本物に
頼らなくても総てが加工出来るようになった。

グローバル国家を目指してせっせと頑張るってことは、
偽装国家を生み出すことなんだろうか?

世界中に害毒を流し続けている中国は、皮肉にも先進国になるというのは
どういうことか、図らずもその本質を凝縮して見せつけているようだ。

グローバルスタンダードを目指す国々に次々誕生するフランケンシュタインたち…。

ボカ~、歴史小説や大河ドラマが好きでよく見るのだが、
あの時代、一旦、判断を誤れば一族郎党皆殺しにあう。

弛緩した平和な時代が長く続くと猛々しい男性原理は後退し、
女性の情緒的価値観が横溢してくる。
泥臭さを嫌うお嬢様の国、日本は国技である大相撲そのものも
モンゴルの猛き狼たちに占領されてしまった。

また、核を持った国々に囲まれながら“武”を放棄し
「誠意を持って話せば分かる」などと“羊ちゃんの平和主義”に陥った。

パラグアイのような“蛮の風”の残った途上国に暮らす我々“超時代遅れの日本人”は、
繁栄を満喫する東京を横目に見ながらスローライフの僥倖を秘かに噛みしめている。



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テーマ : これでいいのか日本 - ジャンル : 政治・経済

タグ : 日本の政治はヒドイ 超時代遅れの日本人の幸せ スローライフ

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