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2006.12.15 (Fri)

不便だって時代遅れでもいいべさ…ノンビリ、ノンビリ

  太陽が東の空を徐々に赤く染め上げる
  小さな森の散歩道
  ほのかなユーカリの香りが懐かしい…。

  半年振りだろうか、
  パルケ・セミナリオ(神学校公園)の早朝ウォーキング。

  マンゴがチラホラ落ちている。

  あ~、もうそんな季節なんだ…。
  鬱蒼と茂った樹を見上げると、まだ青いマンゴの実がびっしり。

  レモンもバナナもたわわに実り始めた。

  森の小道をユッタリと歩いていると
  (パラグアイに帰って来たナ~)と
  肩の力が抜けて穏やかな気分になってくる。

  あの日本に充満している”焦燥感”"飢餓感””不安感”
  のようなものは、一体、何だろう?

  早朝からどのチャンネルを回しても
  金太郎あめのようなせわしないニュースバラェティー番組…。

  最初の内こそカチャカチャ見ていたが、
  その内、ニュースを見るのも嫌になってきた。

  イジメや自殺、親殺しに子殺し、談合、
  大手企業の不祥事等々ということもあるが、
  単にテレビを見る、ということの弊害は
  もっと根源的なものがありそうな気がする。

  ”1億総白痴化” 云々等、
  テレビの功罪が指摘されて久しい。

  テレビがメガ情報機器の端緒となったのだが、
  今やインターネットをはじめ携帯電話等ユビキタス社会の到来は
  人間を何処に連れて行こう、としているのだろうか?

  南米の森の住人が、文明人との接触を避けて
  ひっそりと森の奥深く消えて行ったのは、
  文明の持つ恐ろしさを直感的に分かっていたのだろう。

  今さらこれ以上、便利に、快適に、早くより早く遠くに
  行かなくていい、火星や金星のことなど知らなくていい、
  と拒否しても否応なく文明というフランケンシュタインは
  進化し続ける。

  ハテサテ、ならばせめて周回遅れのパラグアイで
  のんびりと暮らすべか…。


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テーマ : エッセイ - ジャンル : 小説・文学

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