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2008.03.04 (Tue)

「匠センター」文化と匠の里イグアスに!

「イグアスの元JICA事務所跡を再利用する
“匠センター”案件に
万博基金が決定しましたよ!」

興奮気味に今朝、忠さんから電話がかかってきた。
忠さん、とはオイスカ南米駐在代表の渡邊忠さんのことだ。

イグアスの元JICA事務所は、同移住地の中心にあり、
イグアス日本人会が管理している。

南米の心臓(コラソン・デル・スールアメリカ)と呼ばれる
パラグアイ…。

南米のハートランド、パラグアイの中でも
抜群のロケーションを誇るのがイグアス日本人移住地だ。

そこに「文化と匠の里イグアス・ジャパンタウン」創りを
提唱して20年余、やっと、その燭光が見えてきた。

世界1の大瀑布イグアスの滝、世界1のダム、
イタイプダム…、さらには近くにモンダウの滝、
移住地背後地に建設されるイグアス発電所等々…。

これら人々を引き寄せる目玉に事欠かない
イグアスコロニア。

折しもお隣のブラジルは日本人移民100周年記念で
日本中から大勢の人々が押し寄せて来る。

そんな人たちが必ず訪れるのがイグアスの滝と
イタイプダムだ。

そしてブラジル国境の友情の橋から僅か40kmの
同移住地をも訪問する。

所が同地を訪れても残念ながらユッタリと腰を下ろして
くつろげる場所がない。

前々からぼくらも、カフェテリアやレストラン、
同地特産民芸品等を販売するような所が欲しいな~、
と訴えてきた。

要するに日本にある“道の駅”のようなものだ。

所がやっと、これが出来るんですよ。
大阪万博基金はこのパラグアイにも様々な案件に
資金を提供してきた。

同基金の担当者がこれまで出してきたそれらの
現場視察を兼ねてイグアス移住地を手始めに訪れた。

「匠センター」決定通知書が現場で直接手渡されたようだ。

これで「文化と匠の里イグアス.ジャパンタウン」も
弾みがつくだろう。

イヤ、めでたい!

思うは、常に楽しいこと、嬉しいこと、
めでたいこと!

これ人生の処世訓!

♬めでためでた~の♪イグア~スさま~よ~♫
枝もしげって~葉もし~げ~る~♪

原油高騰による世界的な食糧争奪戦が始まった中、
世界の食糧基地南米のイグアスの活性化が
日本を救うのだ!

人間、最後は食い物だべさ。



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タグ : 匠センター イグアス パラグアイ

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2008.03.06 (Thu)

環境問題についてのテレビ会議 日本/パラグアイ/ブラジル

パラグアイも主役、
日本経団連と世界銀行共催のテレビ会議、
3月10日、月曜日、夜

日本経団連と世界銀行が共催する日本と南米を結ぶ
初のテレビ会議でパラグアイが発言者
の中核を占めることになった。

日本(東京と大阪)、ブラジル(サンパウロ)、
パラグアイ(アスンシオン)の4地点を結ぶ
この企画にイグアス日本人会と本紙が発言者となる
招待を共催団体より受けたもの。基本テーマは“環境”で、
会議は日本語で行われる。

日本と南米同時開催となり、パラグアイは
3月9日より夏時間が変更になるため、
3月10日(月)午後8時から9時30分となり、
会場はマリスカルロペス通りにある国連ビル内の
世界銀行パラグアイ事務所。

ブラジルもパラグアイと同じ時間帯で会場は
JICAサンパウロ支所となる。
時差の関係で日本では3月11日(火)
午前9時から10時30分となり、
東京は世界銀行駐日事務所、
大阪は大阪大学中之島センターが、それぞれ予定
されている。

総合司会は世銀駐日事務所の広報官が担当する。
今年は7月に開催される洞爺湖サミット
(先進国首脳会議)でも地球環境問題が
主要議題となることが予想される中で、
南米における日系社会による植林を含めた
環境保護活動に焦点を当てるのが
今回のテレビ会議の目的のようだ。

イグアス日本人会は公文義雄会長がDVDを使って
移住地の紹介をしながら、日本経団連自然保護基金の
助成を受けて2006年から実施してきた“美しい森づくり”
活動の成果を報告する。

本紙のミチオ高倉主筆はジャーナリズムの立場から
ラ・プラタ流域諸国の取り組みを解説する。

パラグアイ側の発言を受けて、山際大志朗代議士
(神奈川県選出)が2007年の正月に
イグアス移住地などを視察して見聞したことを踏まえて、
東京会場からコメントする。

サンパウロ会場ではオイスカ・ブラジル総局の
高木ラウル会長とブラジル・ニッポン移住者協会の
小山昭朗会長の両名が移住100周年記念
10万本植林計画などを中心に日系社会の取り組みを報告する。

各会場とも環境問題に関心ある方々の来場(参加)を
募集している。参加費は無料。

会場の座席に制限があるので、参加希望者は
3月7日(金)までに日系ジャーナル
(021)663722にご連絡ください。



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タグ : 環境問題 テレビ会議 パラグアイ

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2008.03.07 (Fri)

呆(ほう)けよ! 軽躁なる日本人…

日本人は一見沈着冷静なようだが、
意外と右や左にぶれ易い。
そして付和雷同し易い。
これに比して英国人は物事に動じない大人の見識たる
国民性を身につけている。

―と英国贔屓の著者が著した
「大人の見識」(阿川弘之著・新潮新書)を読んだ。
これを購入したのはカミさんだ。

大人の見識 (新潮新書 237)大人の見識 (新潮新書 237)
(2007/11)
阿川 弘之

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例の「女性の品格」や「日本人の品格」や日本人の
常識シリーズと同類の本だと思って注文したらしい。

女性の品格 (PHP新書)女性の品格 (PHP新書)
(2006/09/16)
坂東 眞理子

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日本人の品格 (ベスト新書 149)日本人の品格 (ベスト新書 149)
(2007/07/19)
渡部 昇一

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カミさん、届いたその本を2、3ページ読んで
「これは、ちょっと私には…」と嘆息をついてボクに手渡した。
パラパラと目次を見ただけで納得した。

“日独伊3国同盟” “昭和の陛下の軍事学”…等々、
これは硬派の本、男性向けの本である。

阿川弘之といえば、コチコチの英国、ネイビー、
昭和天皇礼賛派で徹底的な陸軍・東条嫌い等々の
イメージがある作家で如何にもといった謹厳実直風の風貌から、
これまで敬遠していた作家だ。

本の中にパラグアイのネイビーの話が出てくる。
浅羽満夫元パラグアイ大使から聞いた話として
紹介している。

「南米のあの内陸国に海軍があるんだそうですよ。
2つの大河を行動範囲とする河川海軍ですが、
かってブラジル、アルゼンチン、相手に烈しい
水上戦闘をしたもともあり、国民は自国の海軍を
誇りにしている。その河川海軍の提督が、
『大使、ネイビーはインターナショナル。1日海軍の
飯を食ったら一生海軍』と言ったそうです。
浅羽大使が第二次大戦中、予備学生出身の士官で、
一時期“大和”乗組員だったと知っての親愛発言で
あったらしい」

成る程、読んでみると全編、英国礼賛一辺倒だ。

ボクもラグビーやってたから、英国的なものは好きだ。
特に白地に赤いバラの刺繍が縫い込まれている
英国ナショナルチームのジャージは昔、買って今も
大事にとっている。

だが、英米ダ~イスキ、絶対服従派の人たちは
何となくうさん臭い。

先の大戦では陸軍悪玉、海軍善玉とみなすのが
これまで大勢を占めていたが、
昨今、英米協調派の米内光政、井上成美、山本五十六らは
わざと負けて日本改革を意図していたのではないか?
ーとするやぶにらみ論がチラホラ散見されるようになった。

ーとすると、アメリカに日本市場を丸ごと献上した
市場開放改革論者の忠犬ポチたちもアメリッポンと
なることによって大ニッポン帝国復活を目論む
超高等戦術かしらん?

しかし、大英帝国が培って来た「大人の見識」は、
何人といえども「フ~ム!」と頷かざるを得ない。


この本でボクが感銘を受けたことが2つある。
その1つがボリュビオスの言葉だ。

その話は京大教授の中西輝政さんが、
教えてくれたこととして紹介している。

「ギリシャの歴史家ポリュビオスによれば、
物事が宙ぶらりんの状態で延々と続くのが人の魂を
一番参らせる。その状態がどっちかへ決した時、
人は大変な気持ち良さを味わうのだが、
もしそれが国の指導者に伝染すると、
その国は滅亡の危機に瀕する。
カルタゴがローマの挑発に耐えかねて暴発し、
滅びたのはそれだとー。

さらに付け加えて中西教授が言うには
「この言葉、近代の英国では軍人も政治家も
よく取り上げる決まり文句。英国のエリートは、
物事がどちらにも決まらない気持ち悪さに延々と
耐えねばならないという教育をされている。
世界史に大をなす国の必要条件ということです」。

そしてもう1つは、信玄の遺訓の3つの遺訓だ。

1つ、分別あるものを悪人とみること
2つ、遠慮あるものを臆病とみること
3つ、軽躁なるものを勇豪とみること

この中の3つ目の言葉が本の帯の大きな
サブタイトルになっている。

“軽躁なる日本人へ 
 急ぎの用はゆっくりと
 理詰めで人を責めるな
 静かに過ごすことを習え…”


確かに日本人は無為に過ごす時間が一番苦手だ。
だけど、最近ボクはある小さな発見をした。

それは呆(ぼ)ける、という字だ。

この字は木の上に口がある。
つまり、無為に過ごすとは、この呆の字の様に木が、
ポッカ~ン…と大空に口を開いて大気を吸い込んでいる
状態ではなかろうか、と…。

ポッカ~ン…と呆(ほうけ)て
無為に過ごす時間もワルクはない。



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