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2007.12.03 (Mon)

食糧危機解決に取り組むギアリンクス

食糧危機解決のモデルとなる「ギアリンクス」

日本有事の際の食糧確保をアルゼンチンとパラグアイの
日系農協に求めている岐阜県のギアリンクス(株)の
中田智博社長がテレビ東京のカメラマンら2人と
11月22日、アルゼンチンのサルタからバスで
アスンシオンに到着した。

中田社長は同夜、日系ジャーナルの取材に対して、
「これまで南米の穀物類は北米産などに比べて
日本では、やや低い評価だったが、
昨今、北米産をしのぐ程評価が上がってきた。
これ迄はシカゴ相場が世界の相場をリードしてきたが、
これからはサンパウロ、ブエノス相場が
世界の穀物相場をリードするようになるのではないか」
等と述べた。

ギアリンクスが所有するアルゼンチンの
畑(1200ヘクタール)では大豆、トウモロコシ等を
2000トン以上収穫しており、
一部は現地でも販売している。

昨年までは赤字だったが原油価格の高騰の
影響を受けて穀物も高値をつけるようになり、
同社も今年に入ってやっと黒字になった。

日本はこれまで95%の非遺伝子組み換え
トウモロコシをアメリカ1国から輸入してきたが、
アメリカ側も日本側が余りにも細かい要求を出すので
「買い手はいくらでもあるよ」と最近は売り渋りの気配が
見えてきた。

同社長は出来れば来年、パラグアイの日系農家から
5000トンのトウモロコシを輸入したい、と述べた。

中田社長は、南米の日本人移住者にこだわる
理由として、日本人は品質と安全性に厳しいという
特質を持っている事が一番の理由だと説明した。

さらに中田社長は「日本の最前線食糧基地を支えて
いるというプライドを持ってがんばって欲しい」と
移住者にエールを送った。

ギアリンクスは、パラグアイから毎年500トンの
非遺伝子組替え大豆を輸入している。

今回の来パは、来年1月3日放送予定の
「ガイアの夜明け」(テレビ東京)で日本の食糧問題を
テーマにするのでその収録が主目的。

イグアスでは久保田洋文さんたちから
話を聞くことになっている。

尚、イグアスで3泊後、サンパウロに飛び、
ブラジル農業の実態を取材する予定。

*(株)ギアリンクス(社名の由来は、
ギ=岐阜県、ア=アルゼンチン、
リンクス=連携で岐阜県とアルゼンチンが
手をつなぐ、という意味。

岐阜県の梶原拓前知事が以前、
アルゼンチンを視察した際、パンパスを見て感激し、
岐阜県の食糧確保計画をアルゼンチンに
求めることを思い立った。。

帰国後岐阜県内の穀物関連企業に会社設立を
呼びかけた。

その呼びかけに呼応して、当社が設立された。

当社は純粋な民間企業ながら、極めて公共性の
高い非営利活動組織(NPO)の精神で
アルゼンチンを生産活動拠点として、
安全食品の開発、緊急時には全力を傾けて
食糧の増産及び調達を使命とする企業として
2000年12年12月に設立され、2003年、
アルゼンチンに1200ヘクタールの土地を購入した。

中田社長は、“食糧があり余るということの方が
異常な状況で、歴史をひもとけば食糧危機は
必ず来る。備えあれば憂いなし”という信念をもっている。

2006年3月13日現在では延べ478名の
出資者(1口:10万円)による9,990万円の
資本金で岐阜県民及び、日本の食糧確保の
一翼となるべく活動している。



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テーマ : 食に関するニュース - ジャンル : ニュース

タグ : 食糧危機解決 ギアリンクス パラグアイ 非遺伝子組替え大豆を輸入

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