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2008.03.07 (Fri)

お騒がせチャベスが軍隊をコロンビア国境に配備

中東のイスラエルとガザ地区のハマスとの間でロケット弾の
応酬でアラブ対イスラエルの大戦争が起きそうな雲行きだが、
ここ南米でもコロンビア周辺がきな臭くなっている。

南米コロンビア最大の反政府武装組織である
コロンビア革命軍(西:Fuerzas Armadas Revolucionarias de
Colombia、FARC)は、2007年末から2008年初頭にかけて
数十人の誘拐した人質の内数人を解放したが、
交渉に当たっていたNo.2のラウル・レジェスが3月1日早朝に
エクアドル領内で他の16名と共にコロンビア軍の
爆撃を受け殺害された。

エクアドル政府はコロンビアの政府軍が自国の領土内に
侵入してFARCのナンバー2を殺したので国境侵犯だとして
烈しく反発している。

一方、ヒトラーもどきの独裁権力を内外に誇示する
ベネズエラのチャベス大統領はコロンビアのゲリラを
支援しており、チャベスは軍隊をコロンビアとの
国境に配備した。

一方、ブッシュ大統領はコロンビア政府の
ウリベ大統領に電話して米国はコロンビアを
支援すると約束した。

コロンビアの大統領はチャベスを国際裁判所に
訴えると激怒しており、エクアドルもコロンビアも
それぞれ相手国から自国大使を引き上げた。

メキシコとコスタリカはエクアドルを支援する意向を
表明している。

ここパラグアイはどうか?というと
パラグアイ駐在エクアドル大使の話では
ニカノル大統領はエクアドルを支援している、
と語っている、のだが、ハテ…?

ここ数年で南米の大半が左翼政権になったが、
パラグアイはペルーとともに親米国としての牙城を守っている。

だが、4月の大統領選挙で元司教でFARCとの関係が噂される
ルゴが当選すればちょっとヤバイかも…?

危機感を募らせている赤党コロラド(政府与党)
青年部は最近、
コロンビア革命軍(FARC)のゲリラ野戦服を着た、
“FARC大使”と綽名付けたルーゴ元司教の
モンタージュ・ポスターをアスンシオン市や
地方都市で多数貼り出し、国際ニュースにもなっている。


❖FARCとは?
1964年結成。中南米最大の左翼ゲリラ組織。推定兵力1万3千人。
1966年、伝説的な指導者マヌエル・マルランダが
最高司令官に就任。1980年代から麻薬密売組織と
協力することで勢力を拡大させた。
コカ葉輸送の警護料や要人誘拐による身代金で
毎年推定8億ドルの軍資金を得ているとされる。
1984年、政府と和平が成立し、合法政党である
愛国同盟を創設したが、議員や関係者は次々に暗殺され、
国政から離脱。
1991年8月に東芝の技術者2人を誘拐(同年12月解放)。
1999年1月から政府と和平交渉を開始したが、
2002年2月に決裂。政府軍との戦闘は激化している。



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テーマ : 海外ニュース - ジャンル : ニュース

タグ : コロンビア FARC ベネズエラ パラグアイ 国際

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