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2007.07.24 (Tue)

サンパウロで開かれた 「海外日系人大会」

第48回海外日系人大会/第14回パンアメリカン日系人大会

サンパウロで7/18から21日迄開催されている上記大会のプレスリリース
が海外日系新聞協会から送られてきたので以下紹介したい。
記事提供はブラジルのニッケイ新聞社。


11カ国から報告、相互理解深め=海外・汎米日系人合同大会の代表者会議=世代に分かれ、意見を発表=「〃日系人は宝〃は本音?」=厳しい意見も飛び出す

 第四十八回海外日系人大会、第十四回パンアメリカン日系人大会(COPANI)合同大会の代表者会議が十九日、聖市のホテル・ブルーツリー・コンベンションで行なわれた。

今回初めて、現在の日系社会を築いたシニアと次世代を担うユースの意見を対比させる方式で議事が進行され、活発な意見が双方から発表された。十一カ国からの代表者がそれぞれの活動や現状を報告、相互に理解を深めた。デカセギや世代交代による若年層の日系社会離れが共通した現状であることが認識される結果ともなった。

     ◆

 塚田理事長は開会のあいさつで「急速な世代交代が進む日系社会の将来の望ましい姿、アイデンティティなどについて、世代を超えて理解を深める契機になれば」と期待をかけた。
 在聖日本国総領事館の西林万寿夫総領事、国際協力機構(JICA)ブラジル支所の小林正博所長がそれぞれあいさつした。

 アメリカ、インドネシア、メキシコ、アルゼンチン、ペルー、ウルグアイ、パラグアイ、チリ、メキシコ、ベネズエラ、ブラジルなど各国出席者が紹介され、塚田理事長が海外日系人協会の事業報告、上智大学の堀坂浩太郎教授が「イノベーションの時代・ニッケイを知のパイプラインに」と題し、基調講演を行なった。

 議長には、在亜日系団体連合会の松本アルベルト氏(スペイン語圏担当)、国外就労情報援護センターの二宮正人理事長(ブラジル担当)、ハワイ・ラジオK―JAPANの富田いくこ社長(アメリカ、インドネシア担当)が就いた。

 「海外日系社会の現状と問題点」―若い世代の認識とシニア世代の見方―と題した午前の第一部は、パラグアイ日本人会連合会の小田俊春会長、ハワイ日系人連合会の富永ロイ氏ら各国の日系社会代表者がそれぞれの日系社会の現状や課題などを報告した。
 メキシコ日系ユースのヒロ・カシワギ氏は、「団結力は弱く、興味を持つ人も多くはないが、リーダーたちに強いポテンシャルがあるのでまとまっていくだろう」と話した。

 ベネズエラ日系人協会の竹内浩之会長は、来年同国が迎える日本人移住八十周年を「今後の日系社会のビジョンを共有、新たな発展を目指す機会」と位置付けた。次世代の積極的な参加を促すため、各地区に日本語教室を開設する予定があることを発表した。

 昼食をはさみ、午後の二部「今後の海外日系社会の望ましい姿ととるべき道」―若い世代の訴えとシニア世代の提案―でも各国の代表者がそれぞれの意見を発表、世代交代により、日系社会の団結力が低下していることが共通した現状であることが確認された。
 しかし、参加したユースからはそれぞれの活動を紹介、将来の展望などが具体的なプランとともに発表された。

 シニア代表者からは「日系人としての誇りを持ってほしい」「これからは若い世代同士〃世界の日系社会〃を作って」などの意見があり、留学・研修制度の継続を望む声もあった。
 日本財団ブラジル留学生の福島マルセーロさんは、在日デカセギ子弟を将来の大事な担い手とし、未就学児童らとの交流活動を報告した。

 なお、ブラジル日本語センターの谷広海理事長が日本語教師の本邦研修制度継続、サンパウロ日伯援護協会の菊地義治副会長は巡回診療の助成金削減に反対する要望を述べた。

 ボリビアの会社経営者、島袋正克氏は、「食糧問題が起これば、南米日系社会は日本の重要なパートナーになる」と関係維持を強調、パラグアイの笠松エミさんも、「日系人は宝というが、本音かどうか疑問」としたうえで、日本政府は日系人に対し、認識を改めて欲しいと話すなど、厳しい意見もあった。

 最後に塚田千裕海外日系人協会理事長は、「過去の議論にも増して力の込まったものとなった。どの意見にも日本への愛情を感じた」と評価、「今回の意見を咀嚼して次のステップにどう活かすかを検討したい」と総括した。
(記事提供=ニッケイ新聞)



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テーマ : 南米 - ジャンル : 海外情報

タグ : サンパウロ 第48回海外日系人大会 第14回パンアメリカン日系人大会

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2007.07.18 (Wed)

地球の両側で大惨事!

第48回海外日系人大会と第14回パンアメリカン日系人大会が
7/18日から21日までブラジルのサンパウロで開催される。

当パラグアイからも数十名が参加するため17日夕方の便で
アスンシオン空港を出発した。

弊社からも編集長と編集員の二人が TAM 便で18時過ぎ飛び立った。
彼等を見送った後、ショッピングソルを散策し、カフェテリアでお茶して
帰ってテレビをつけると

サンパウロのコンゴーニャス空港でTAM便が着陸に失敗して炎上中の
生々しい映像が目に飛び込んだ。

まだ、サンパウロには到着する時間ではないが、と思いつつもギクリと息をのんだ。
「エ-ッ!」と大声をあげてカミさんが台所から飛んできた。


ニュースではブラジル国内便のポルトアレグレからのTAM機で
着陸に失敗し、倉庫に突っ込んで炎上したとのことだった。

チャンネルをブラジルのテレビ放送に切り替えるとアナウンサーが
炎上する機体と倉庫を背景に興奮気味に「乗客は170人が乗っていたが
被害の状況についてTAM側から何も発表されていない」と
早口でしゃべっている。

(これじゃぁー、誰も助かっていないだろうな)

やがて、亮編集長から「アスンシオン空港に引き返してきた。
この後どうするかについては、まだアナウンスがない」という電話だった。

サンパウロ空港の惨状を見る限り今夜中の出発は無理だろうと
思われた。

結局、22時過ぎ亮から「今夜はキャンセルになった」との
アナウンスがあったとかで空港へ迎えに行った。

アスンシオン以外の乗客はTAM側がバスで市内のホテルに
連れていったそうだ、

一応、明早朝の便が飛ぶかどうか、夜中の2時頃、空港のTAMに
電話して欲しい、とのことで、その夜は自宅で寝た、

翌朝、3時、「朝5時便が飛ぶ」ということで、再び亮達を空港に送った。

何とか5時サンパウロへと出発した。

今朝のニュースでは、乗客と建物内にいた人達200名が
死亡したとのことだった。

ブラジルテレビの女性ニュースキャスターは「この滑走路は
短く、また、水はけが悪く
これまで何度もスリップ事故が起きていたが空港側は
何の対策もとってこなかった」と述べた。


新潟の今回の大地震で原発のずさんな地震対策といい、
サンパウロ空港の大惨事といい、危機管理対策の甘さが
洋の東西で期せずして浮き彫りになった。

その内、さらなる  ドッーカンッ!



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タグ : サンパウロ

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