2017年06月/ 05月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫07月

2005.07.05 (Tue)

幻のコルメナ・ワイン利き酒会

先日、アスンシオンのはまなすセンターで
幻のコルメナ・ワインの新酒利き酒会があった。

wainnn2.jpg


コルメナという町は、首都アスンシオンから130㎞程、離れた所に
あり、日本人移住者が戦前の1936年、最初に入植した所で
果樹の町として知られている。

従って
1936年5月15日を最初のパラグアイ日本人移住日とした。
来年はこれを記念して移住70周年祭が行われる。

このパラグアイ入植は、貧しかった戦前の日本人がブラジルに
大挙して移住したことから時のブラジル政府は「このままでは
日本人に乗っ取られる」との恐怖感を感じて日本人の移住を
制限する「2分制限法」(前年度の移住実績の)を
1933年(昭和8年)に成立させた。

しかし、日本から「征け、海外へ!」という海外移住熱は衰える
気配はなかった。

それで日本政府は、ブラジルに代わる日本人の受け入れ国を求めて
このパラグアイに白羽の矢を立てた。

最初の移住者達は、空を真っ黒に覆い尽くすバッタの大群に
農作物を何度となく襲われたり、降雹に襲われたり筆舌に尽くしがたい
苦難にあった。アルゼンチンや他所へ転出したりする人が続出
した。そんな苦労の末に彼等は農協を作り、ワイン貯蔵庫を作り
コルメナ・ワインとしてアスンシオンに出荷した。

やがて、そのコルメナ・ワインは、アルゼンチンやチリ産のワインに
押され製造停止になった。

ワイン貯蔵庫も閉鎖され10数年が経った。

そこへ昨年、JICA派遣の日系社会シニアボランティアの
米田七郎さんが
赴任し、そのコルメナ・ワインを復活させようと頑張ってこの
7月1日
アスンシオンのはまなすセンターでテイスティングとなったわけです。

当日出品されワインは、
白品種  ナイアガラ・ブランコ
ロゼ品種  ナイアガラ・ロサーダ
赤品種   巨峰
赤品種   マスカット・ベリーA

の4品種で昨年12月~今年1月にラ・コルメナで栽培し、
収穫されたものです。
仕込み後、4~5カ月、経過しています。

この他にマンゴー酒、スモモ酒、梅酒なども出され参加者達は
その芳醇な香と味に文字通り酔いしれました。




ランキングに登録しました。
良かったら、クリックして下さい。


テーマ : ワイン - ジャンル : グルメ

タグ : コルメナ・ワイン

20:19  |  町の話題  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
 | HOME |