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2009.06.06 (Sat)

イグアスの風  第二の祖国に 日系オバマを

3、天才戦略家  石原莞爾


石原莞爾の戦略 事実、あの天才軍略家石原莞爾は、
戦後次のように述懐している。 “私が戦争指導をやったら、
補給線を確保するため、ソロモン、ビスマークニューギニアの
諸島を早急に放棄し、戦略資源地帯防衛に転じ、西はビルマ国境から、
シンガポール、スマトラ中心の防衛戦を構築し、
中部は比島の線に退却、他方、本土周辺、およびサイパン、
テニヤン、グアム南洋諸島をいっさい難攻不落の要塞化とし、
何年でも頑張りうる態勢をとるとともに、
外交的には支那事変解決に努力を傾注する。
とくにサイパンの防御には万全を期し、この拠点を断じて確保する。
日本が真にサイパンの防備に万全を期していたら、
米軍の侵入は防ぐことはできた。
米軍はサイパンを奪取できなければ、日本爆撃は困難であった。
それ故サイパンさえ守り得ていたら、
ボロなガタガタ飛行機でもなんとか利用できてレイテを守り、
当然五分五分の持久戦で断じて負けてはいない”
(「秘録石原莞爾」より)

石原の言うように鉄壁の防衛ラインを敷いて世界一の戦艦大和、
武蔵、航空母艦に零戦を搭載してマリアナ諸島以西の南太平洋、
南シナ海、インド洋を遊弋させていれば日本国民を焼夷弾や原爆による
無差別殺戮にさらすことはなかっただろう。
さらに日本の敗戦に拍車をかけたのが陸軍と統制派と皇道派の対立も
大きな要因だった。 陸軍もスターリンの謀略に乗せられて蒋介石、
毛沢東、北洋軍閥の三つ巴の内乱という泥沼にはまり込んだ。
日本軍が支那との泥沼に入り込んだきっかけとなった張作霖の爆殺は、
今日、ソ連邦崩壊後の情報公開でソ連特務機関の仕業だった
というのが判明した。スターリンは共産主義シンパのルーズベルトの
ホワイトハウスとハル国務長官の国務省に
127名のスパイを送り込んでいた。
有名な「ハルノート」作成にも彼らスパイが関っていた。
恐るべしスターリンの謀略戦…。

そしてスターリンが作ったフランケンシュタインが中国である。

玉田編集主幹は機関誌「天道」で復讐裁判といわれる東京裁判の真相を
連載している。アメリカはジェノサイドたる各都市民間人爆撃と
原爆投下で殺戮した罪を同数のシナ人を虐殺したという
虚構の南京大虐殺のプロパガンダで相殺しようと、
今また世界中に喧伝している。 「原爆投下もしようがない」とする
負け犬国家・日本に絶望して玉田編集主幹は移住してくる。

ソ連崩壊後、計画統制型の国家社会主義的な官僚制度が
残っているのは中国、北朝鮮、それに日本である。
ニューディラーGHQは、戦前の偏差値エリートの官僚たちを
霞ヶ関に残した。民主国家・文明国家・英米を崇拝する
国際派官僚エリートたちは、国語を英語に変えようとした
明治時代の文部大臣、森有礼のDNAを受け継いでいる。
一方、戦前の親ソ派エリートたちは、政官界、教育界、
マスコミを牙城として残って「平和主義」を念仏のように唱えている。
そして、先のバブル崩壊時の金融戦争で
日本の金融資産をアメリカに献上し、
さらに郵政民営化でも膨大な郵貯資産を市場に放出した
亡国のコスモポリタンたち…。

新田の話具合では移住希望者はまだまだいるようだった。
(バリバリの右翼ばっかり来られてもちょっとヤバイな~)
「前科持ちは来られませんよ」北原の危惧を察した新田が言った。


「ニューワールドオーダー」の仕掛け人


「9・11はアメリカの自作自演ですよ。
鳥インフルエンザってのが流行ったでしょう。
あれはアジア人だけをターゲットにしたものです」
マンジョカを美味しそうに食べながら新田が衝撃的なことを言った。
この発言は北原にとって別に目新しい説ではなかった。
新田が持参した国際戦略誌「天道」という16ページの
右翼の機関紙には、「大東亜戦争戦史」、「言霊」、
「9・11同時多発テロの大嘘」など面白い記事がてんこ盛りである。
それらの中でアフガン、イラク戦争からSARS(鳥インフルエンザ)、
昨今の話題映画「ダ・ヴィンチ・コード」まで網羅したネオコンに
代表されるニューワールドオーダー(新世界秩序)
グループの汚い手口を暴いている。

右翼の機関紙にしてはイケイケドンドンの軍歌モードと
一味違った核心を突いたレポートなので北原はちょっと注目している。
あの世界中を震撼させた9・11事件から数年を経ずして
あの同時多発テロ事件について内外で様々な疑問を
追及する動きが出てきた。ごく最近CNNが行った
全世界規模の世論調査では
「9・11はアメリカ政府による自作自演だと思うか?」
という質問に対して75パーセントがイエスと答えている。
権力者は情報を如何様にも捏造出来る。
APニュース、UPI、NYタイムス等の有名な通信社やCNN、
ワシントンポスト、ニューズウィーク等々、
さらには我らが祖国日本でも大新聞だからといって
鵜呑みにしないほうがいい。
複数の情報を取捨選択すべきだろう。
北原は小なりといえども情報の世界でメシを食っている関係から
得た結論だ。
それらのニュースは色付けされたり捻じ曲げられたりして流される。
勿論、日本の大新聞、テレビ等も同様だ。
モーニングショーなどのコメンテーターのしたり顔での
解説等もそれぞれにヒモがついている。

中国のネット人口は今や1億1000万人とアメリカについでいるが、
言論弾圧は徹底的に行われておりそのネット弾圧にアメリカの
ヤフーやグーグルも協力している。
そのアメリカでも9・11以降に成立した「愛国者法」によって
裁判所の許可なしに盗聴も自由に行えるようになり、
ネット検閲も強化されている。
今や真実を追求する情報は既存のメディアではなく
インターネット上に網羅されている。
だが、これら核心に迫るネット情報も当局に都合の悪いサイトは
すぐ消されるので重要な情報は、すぐダウンロードしておく方がいい。

また、昨今のアジアを中心にしたSARS騒動は、
アジア人固有の遺伝子をターゲットにしたものだったが、
各国が強引に戒厳令並みに封じ込めたため失敗した。
アジア人だけを狙った生物テロ兵器だという証拠に
カナダで鳥インフルエンザが発生した時、
感染したのはアジア人だけだった。
さらに興味深いのは、その鳥インフルエンザに効く唯一の治療薬を
製造している会社が何とあのイラク攻撃を仕切ったネオコンの
キリーフエルドが株主の会社だという。

直近、世界を騒がせている豚インフルエンザは言うに及ばない。
北原も南米ジャーナル紙面で闇世界の仕掛け人たちの所業を
折りにふれ特集記事やコラムにさり気なく掲載して
警鐘を鳴らしてきた。

何しろ彼らはあのヒットラーが唱えた「優生学」を信奉しており
人類の劣等民族はこの地球上から消滅すべきだと考えて
その実現の為に各種戦争から生物兵器を使っての
疫病まで作り出しているのだ。

北原は日本を含め世界は絶大な力を持つ彼ら裏ネットワークが
描いた究極のワンワールドに至る破滅のシナリオから、
もはや逃れられないだろう、と悲観的な観測をしている。
CIAに身を投じ裏世界のカラクリを見てきた新田も
北原同様のことを考えているのだろう。
だから彼はこのパラグアイにたどり着いたのだ、
と北原は睨んでいる。

日本は「ニューワールドオーダー」を推進する彼らによって
殺伐たる国に陥れられた。
まさに日本は国家としての終末を迎えようとしている。
日本が誇った終身雇用という素晴らしい雇用体制も
今や労働者の40~50%が人材派遣会社という体たらくだ。
ひと頃、アメリカで「ホワイトプアー」という言葉が
よく聞かれた。
かっての白人中流層が下層階級に軒並み転落してしまった。
50年代、60年代、アメリカンライフは
当時の日本人の憧れだった。
あの頃、夫一人が働き妻は専業主婦で豊かな生活が
出来ていたものが、今は夫婦共働きで汗水流しても
苦しいという世知辛いアメリポンに陥ってしまった。

アメリカの「ホワイトプアー」は今、
日本にも伝染し「ワーキングプアー」と呼ばれる
貧困労働者層を生んだ。
「夫婦二人、働けど働けど貧困から抜け出せず
じっと汗をぬぐう」
という格差社会が日本にも現出した。

米国流のリストラや成果主義賃金の導入で、長時間労働や給与・
残業代カットなど労働条件の悪化が強まった。
サラリーマンの給与は9年連続で減り、
昨年度の過労による労災認定は過去最多を更新。
また10年連続3万人を超える自殺者のうち、
8000人近くは経済的な理由によるものだ。
 過労死を免れても待っているのは貧困だ。
パートや派遣、フリーターなどの非正社員は1600万人と
労働人口の3分の1まで膨れ上がり、
働けど給与が生活保護基準以下という「ワーキングプア」世帯は
700万を超えた。
今や全世帯の4分の1は貯蓄すらない。
国民は完全に疲弊しきっている。
古き良き日本の伝統生活文化はズタズタに破壊され、
根無し草の虚勢されたロボトミー民族と成り果てた。

「戦争が起きたら国のために戦うか?」
(04年・電通総研と日本リサーチセンター)
というアンケートに「ハイ」と答えたのは僅か15、6%で
調査対象国57カ国中、最下位である。
日本人の洗脳は大成功であった。



平家滅亡と日本人



新田はパラグアイをただ単にのんびり老後を過ごすための
楽園として選んだのではない。

彼は現在、パラグアイ国軍の特殊部隊の指導に当たっている。
そして、これまでロスで行っていた日本の一部自衛官や
警察官たちの実戦訓練をこの広大なチャコで行おうとしている。
パラグアイ版コンバットスクールだ。

日本にはコンバットマニアが結構多い。
彼らにもこの実戦訓練を呼びかける予定だ。
パラシュート訓練やピストルやライフルをガンガンぶっ放す
実戦訓練。乗馬訓練等々…。

まさに新田は北原と同じ思想を持った同志である。
北原は掲げる旗印は
“文化と匠の里・イグアスジャパンタウン”だ。
古武士新田の登場で北原のジャパンタウン構想の
タイトルに“武“が加わり
「文武と匠の里・イグアス・ジャパンタウン」という
看板に変わった。


やがて牧童の一人が焚火に顔を赤く染めながらギターで
パラグアイのフォルクローレを歌い始めた。
この国の歌には賑やかなポルカと日本の演歌にも似た
ロマンチックな叙情的な歌がある。
「イパカライ湖の想い出」「君がいない夜」
「インディア」等々の名曲はいずれも日本人好みの名曲だ。
日本の青い蛍火のような演歌は湿潤な日本の気候風土から
生まれた。
それに比べここの演歌は砂漠のように乾ききった
気候風土から生まれ、愛を恋を星々煌めく
夜空に切々と歌い上げる。

「これまでの長い歴史のなかで様々な民族が興隆し
没落していったのだろうけど、僕らにとって祖国の興亡は
一番気になるところだね~」
イグアス日本人移住地で北原が計画している
「文化と匠の里・イグアスジャパンタウン」構想の
キーパーソンである鎌田博文が焚火の火を調節しながら
ボソリと言った。
鎌田はパラグアイ日系農協連合会の会長を数年間務めていたが
糖尿病で一時体調を崩し、
今は無役で穴䆴を自宅に作り陶器類を焼いている。
「僕は歴史小説が好きでよく読むのだが、
あの平家物語は日本人の“滅びの美学”としては
最高傑作だね。
平家は栄華の道を上り詰める中で次第に荒ぶる心を
置き去りにして優美な歌の世界にどっぷりと
浸るようになるのだけど、とにかく平家一族は皆優しいよね。
壇ノ浦の戦いに敗れて落人となって逃げて行く過程で日本中、
どの地方の人々も源氏方に訴えないで匿うのだね」

「そうだね~、日本の各所に平家の落人村というのが
あるからな~。日本人は皆優しくもダメ平家が大好きなんだね。
清盛に代表される平家一族は自分達に牙を研いでいる狼にも
仏心ありと信じる底抜けのお人好したちだね」
平家物語には透徹した日本人の史観が反映されており、
北原も好きな本である。
また、彼の祖父や父親が「うちは平家の末孫だから…」
と聞かされてきたことも平家贔屓の大きな要因である。

平家は胡蝶を紋章としていた。 古来、
蝶や鳥はいずれも神の使いとされてきた
呪物(まじもの)であった。
平家がいわば神の使いのシンボルたる胡蝶を鎧兜につけたのは、
これまた驕る平家の一面で、みる者を驚かせ、
畏れさせたであろう。

高層ビルが林立する東京は日本の歴史上かってない
最高の繁栄を謳歌している。 世界の最先端のファッションや、
きらびやかなモノがあふれるデパートを見学した
パラグアイのある大臣は、
「このデパート1つだけでも持って帰りたい…」と
嘆息をもらした。

東京は今や世界1の大都会としての繁栄を誇っている。

だが、その地底から身もだえするような呪文の唸り声が
響いてくる。
北原の耳にパラグアイのギターとアルパのリズムがいつしか
薩摩琵琶の地響きのような撥さばきに代わってきた。

“祇園精舎の鐘の声…”壇ノ浦で滅びた平家一門の雄叫びが
軍馬の嘶きが波音と共に聞こえてきた。
「平家にあらずんば人にあらず」と栄耀栄華を誇り
綺羅をつくした鎧兜に緋縅(ひおどし)の極彩色の絵姿で
浮かび上がる平家の公達たち…。
運命のままに凛々しく詠い美しく滅びた平家一族―。

砂漠のような乾ききった異国の異民族の中で
暮らしてきた北原が改めて痛感したことだが
日本人は他民族の持つ猛々しい闘争心を持っていない。
唯一の核被爆国の日本人は、
原爆を投下した犯罪者を憎みもせず、
核廃絶を叫び、観念的平和主義を唱える優しい心根を
持つ民族である。
日本列島の豊かな四季折々の自然の移ろいの中で
あらゆる事象に神の顕現を見、感謝と諦念の
DNAを育んできた。
日本中に平家落人伝説があるようにいつか世界中に流浪の
日本人村が散在することになるのだろうか…。

北原は、夜のかがり火のゆらめきの上に
ヒヒル(蝶の古語)が舞うのを見た。
その彷徨い出た一匹のヒヒルを目で追いながら
過酷なチャコの荒野に分け入ったメノニータの
流浪の旅を想った。
彼らメノニータたちも人殺しをする兵役につくことを
拒否して世界中を流浪する道を選んだ
物静かな優しい人々であった。
                       (続く)



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2008.06.09 (Mon)

拙著「イグアスの風」更に遅れ、8月出版予定…!

久しぶりのブログ更新だ。

弊社、編集長のパソコンが壊れたので、以来、ボクの
パソコンを彼に貸していた。

昨年もカミナリの直撃で弊社3台のパソコンが壊れたので
買い替えたのだが、“魔”の働きは執拗だ。


拙著「イグアスの風」は今年、1月末刊行の予定で昨年から
準備を進めてきたが、その予定が5月下旬に延びた。


今朝(6/9)「「在外邦人としての出馬、さらにユダヤ民族と
日本民族との接点発掘という大ロマンをベースにさらに加筆、修正してほしい」
と出版社社長から、“8月出版を目指したい”というメールが入った。


魔のいたずら…!

以前、これにも書いたが
1月、松の内も明けぬ5日、いつも早朝ウォーキングに行く
公園で瀕死の青い鳥を拾い自宅に持ち帰ったが、程なく死んだ。

そして4月25日、3階の風呂場でハチ鳥が死んでいた。

その時から秘かに様々な障壁は覚悟はしていた…。

第一の蹉跌は、1年前の訪日時に兆しがあった。

昨年、出版の打ち合せ時、O社長は「日本中を驚かせる本にします」と
張り切っており、元朝日新聞記者のエース編集者を
担当にしてくれた。

「東大卒です」さり気なくも誇らしげな社長。

その編集者もボクの原稿を精読し、「久しぶりに日本人らしい
日本人に出会った。この本を自分の編集者人生の代表作にしたい」
とO社長に話した。

ボクが訪日したら「ホテルに一緒に籠って校正作業に当たりたい」
と張り切っていた。

訪日前、メールでその編集者と校正の荒打ち合わせをした。

訪日直前、彼から「体調が思わしくないので病院に検査に行くので
訪日を1カ月、遅らせて欲しい」とメールが入った。

1カ月後、彼の病名が判明した。
胃がんだった。
もう手遅れだ、とかで抗がん剤投与しかなかった。

一縷の望みを抱いて訪日し、彼の病状を社長に聞いた。

「近くの病院に通院して治療を受けているようなので
通院時、打ち合わせが出来るかもしれない」
とのことで、彼に電話してくれた。

「抗がん剤治療で体力の消耗が激しく、気力が全くないので
ちょっと無理です」とのことだった。

これが第1の蹉跌だった。


「イグアスの風」が世に出れば日本の食糧危機問題に
一石を投じる事が出来るのだが…。

ニッポン救済が遅れるが、我慢、我慢。
ムムム…!
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2008.05.10 (Sat)

イグアスの風

今年に入って日本のテレビでパラグアイ日系社会を取り上げる
ことが多くなった。

お正月早々のお屠蘇気分冷めやらぬ1月上旬、
世界の食糧問題に関連して「ギアリンクス」と
イグアス移住地が取り上げられた。

また、4月は「すごい日本人」という番組で
アスンシオン郊外のいわゆる「前原城」が紹介された。

原油高騰により資源、食糧危機が現実問題として目前に迫る中、
如何に極楽とんぼの日本人といえども
世界の食糧基地南米に目が向くのは当然といえば当然な流れだ。
幸いなことに隣国ブラジルは今年、日本人移民100周年記念に
当たり、様々なイベントが日本、ブラジル両国で開催されている。

折しも世界の資源、食糧をがぶ飲みする中国の胡錦濤 主席が
訪日してパンダ外交やピンポン外交で
愛想を振りまいている。

一時、あれほど騒がれた毒ギョーザ事件やチベット問題等も
胡錦濤 主席の来日の陰で何となくウヤムヤになろうとしている。

何しろこのお客様は国賓待遇だから「相手の嫌がることはしない方が
いいでしょう」というトップの下ではマスコミ規制も仕方ないだろう。

核大国中国の微笑外交に喜々と迎合する日本…。

かってアメリカの核恫喝に歯ぎしりした毛沢東が
「アメリカになめられるな!」と大号令を発した核大国への道…。

中国はその建国以来明確な国家目標を持っている。

それが「中華帝国の再興」だ。

数千万人を飢え死にさせても
遮二無二、核大国化の道をひた走ってきた中国…。

とにもかくにもニューヨークやワシントンに届く
ミサイルを手にした中国にもはや怖いものはない。

あの江沢民の居丈高な無礼な訪日から早や10年、
もはや何も威張り散らす必要はないスマイル、スマイルの
微笑外交でやんわり日本という子羊を抱き込めば良い。

かくしてお人好し然とした温家宝首相に今回の温顔の胡錦濤 主席の来日で
ニッポン国搦めとったり~!

かくて日本中が“ストックホルム症候群”に陥ったちゅうの!


1996年3月の「台湾海峡ミサイル危機」の際、中国はアメリカに
対し「米国が介入するならば、中国はロサンゼルスを核攻撃する」
と威嚇した(米情報筋)という。

もし、核による恫喝合戦が行われた場合、民主主義の国と
Ⅰ党独裁国家とどちらが先に白旗を掲げるか、勝負は明白だ。

昨今のアメリカのズッコケ振りを見るにつけ、日本は
アメリカのポチ公の頚(くびき)を緩めて
中国のパンダ外交に尻尾を振らざるを得ない
というのも必然の流れか…。

もっとも日本は飛鳥時代から平安時代(6~10世紀)は、
遣隋使・ 遣唐使に見られるように中華文明を
受け入れる朝貢国であったのだから単なる先祖帰りってか…?


相次ぐパラグアイ訪問団

オイスカのW氏の奮闘でイグアスに新たな風が吹いてきた。
今年8月、9月と連続して日本から植林関係のツアーグループが
訪れる。

また、来年早々、日本から重要なミッションがイグアスを
訪れる予定だ、との嬉しいメールも入った。


拙著「イグアスの風」(万葉舎)は、当初1月、出版の
予定だったのだが校正作業が思ったより長引き、
パ国内は勿論、アメリカや日本の友人、知人から
「本屋に注文しているのだが、一体いつになったら出るのか?」
と焦れたメールが再三入ってきた。

4月中旬、「5月末出版をメドに作業を進めています」
との連絡が出版社から入った。

これってノンフイクションをベースにした
ノンフィクション小説というジャンルなので出版社としては
個人情報や人権にスッゴク神経を使っているので校正に
手間取っているということだ。

出版社側は社長をはじめ編集部の皆さんが
「何とかパラグアイという国を日本中に知らせたい!」
との熱い思いで頑張ってくれているようだ。

ボクも今年の新たな第一歩は、この本が出版されてから…、
と決めていたので指折り数えて待っている。



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